2019-11-20 第200回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
日本は省エネ大国という勘違いがあるけれども、九〇年代以降、全然省エネができていない国なんですよ、相対的に言えば。だから、先進国の中で一番取り残されているのがこの日本。そして、一番問題があるのは建築分野なんですね。だからそこをしっかりやっていただく。その上で、再生可能エネルギーを主力にするんだけれども、いきなり全部は無理だから、石炭などは減らしながらLNGをしっかりと育てていく。
日本は省エネ大国という勘違いがあるけれども、九〇年代以降、全然省エネができていない国なんですよ、相対的に言えば。だから、先進国の中で一番取り残されているのがこの日本。そして、一番問題があるのは建築分野なんですね。だからそこをしっかりやっていただく。その上で、再生可能エネルギーを主力にするんだけれども、いきなり全部は無理だから、石炭などは減らしながらLNGをしっかりと育てていく。
こうやって無駄な電力をだだ漏れさせて、そして、化石燃料をそのためにがんがん燃やして、それで日本が省エネ大国だ、本当にちゃんちゃらおかしい状態になっているというふうに思います。
図の左端、一九九五年は世界でも二番目に効率が高いという状況だったところでございますが、その後各国の効率の改善が進みまして、右端、二〇一五年で見ますと、もうかなり下の方に行ってしまっている、残念ながらそういう状況でございまして、もはや今日では世界の省エネ大国とはやっぱり言えないというような状況になっているということでございます。
これを外国の友人に見せますと、日本はさすがに省エネ大国だな、こんなに暖房エネルギー消費が少ないんだと言って褒めてくれるわけでありますが、冗談じゃない、家の中は寒いんだと言うんですけれども、冬に来てもらわないとなかなか実感できないわけであります。
ここは、やはり省エネに関してはもっともっと力を入れる、そして、そのためには、こうした設備投資の回転を上げていかないといけないし、今、非常に厳しい状況にある中で、もう一度あの省エネ大国を実現するような気迫が私は必要だと思いますが、いかがですか。
七〇年代、二回のオイルショックを経験しても、様々な民間を始めとする分野の努力によりまして、世界最高の省エネ大国、これをつくり上げたわけであります。 今回も、エネルギーの安定供給、そしてコストの低減、こういったものを中心にしながら、エネルギーの調達面から始まり、そして流通、電気でいいますと送配電になります、そして最終的には需要、それぞれの面で必要な改革を進めていきたいと思っております。
経産省は相変わらず、お伺いをすると、日本は省エネ大国ですと、アメリカに比べて二倍とか三倍とかの省エネ比率ですという議論が出てくるわけですね。ところが、いろんな業態を見ていくとそうではない部分もありますし、ましてや九五年の為替レートを常にキープをしていればこの議論が本当に成り立つのかと、根拠として、前提としてという議論があるんですね。
その日本が圧倒的に省エネ大国だとか、日本がそこはもう乾いたぞうきんで水が出ないというようなことに関して言えば、少しそこはきちっと実態を踏まえて、それぞれの産業別とか部門別とかで議論していかなければいけないということはお認めをいただけますでしょうか。
しかし、にもかかわらず、ありとあらゆる分野における努力によって、見事に我が国は、省エネなり新エネの導入促進に努め、世界に冠たる省エネ大国を実現したわけでございます。
こういう中で、石油危機が過去二回我が国を襲ったわけでありますが、そのことを私どもは相当な省エネの努力の試金石として、そしてその結果、非常に世界有数の省エネ大国と言ってもいいくらいのものを果たしていると思うのでありますが、我が国が今主要国と比較してどれぐらい省エネが進んでいるのか、お尋ねをしたいと思います。
不名誉なことでございますけれども、「「省エネ大国」に陰り」、何と日本は先進二十カ国の下から二番目。これは、世界自然保護基金、WWFは二十八日、先進二十カ国の取り組みを三段階で評価した温暖化対策通信簿を発表、「日本は米国に次いで下から二番目の厳しい評価で、二酸化炭素の削減目標など明確な温暖化対策への姿勢を示していないことが原因とみられる。